2009年08月07日

第2番・道了尊(最乗寺・南足柄)その2

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(以下すべてクリックで拡大)

結界門から石段の先に道了尊ご真殿をのぞみます。
所願成就の霊験あらたかと信仰されているとか。

なぜかご真殿の写真を撮り忘れたようですふらふら
ご真殿の横には天狗の団扇や高下駄などが並んでいました。
履物の奉納ができるようです。

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白狐に乗った道了尊の像です。
道了尊(道了大薩?)の姿は、焔光(えんこう)を背にして白狐の上に立つ
カラス天狗だそうです。 怖いようなカッコイイような。

修験道満位の行者で三井寺勘学院で修行していた相模坊妙覚道了尊者は、
了庵慧明禅師が最乗寺を創建するのを覚り、五百人力を発揮して土木工事をとげ
開山の手助けをしました。

その後、了庵慧明禅師ご遷化を悲しみ、「以降大雄山を守り諸人を利済すべし」と
念じられ、右手に剣、左手に綱を持ち火焔を背負い、白狐の背に立ったお姿で
掻き消えたと伝えられます。

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奥の院へは約350段の石段をのぼります。
足腰に堪えます。もうひたすら、身延山の階段上れたんだからと自分に
ハッパをかけます。
(身延山は280段程度ですが1段の高さがあるのでもっときついです)。

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奥の院への階段入口に門があり、そこに貼られていた斉藤ひとり氏の
千社札発見〜。

石段は右側通行?
頂上寸前の右側に手水鉢がありました。

そして奥の院・慈雲格へ到着〜。へとへと…。
道了尊の本地仏である十一面観音がまつられています。
中に入ってお参りできるので、こちらでは延命十句観音経を唱えさせて
いただきました。

奥の院の横に小さな寺務所(お店?)があります。
「これだけ頑張って来たんだもん。ゼッタイご利益ある!」と意気込んで
御守購入しました。
健脚守りというのもあって、これまたご利益ありそうな気が。

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三面大黒殿。
結界門をくぐってからまっすぐに進むとこちらになります。
三面大黒天(箱根明神・矢倉明神・飯沢明神の三明神が一体に刻まれてる)が
まつられています。

三面殿の前の狛犬(阿形)は「子育ての狛犬」です。
おなかの下に子犬がいるのがわかりますか? 可愛い〜。
吽形の狛犬は普通の形なのでお父さんでしょうか。
どちらも奥の院へ行く前に悪魔を取り去って(つかれないようにして)くれる、
お払いの力がある狛犬だそうです。
…後から来ちゃった。

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境内では道路向こうになりますが、どうしても訪れたかった恵春尼堂。
恵春尼は開山了庵慧明禅師の妹です。

以前にエピソードを読み、あまりの峻烈な生き方に感動したぽち。
最乗寺の門前で一般衆生を教化していたというのには優しさも感じますが、
無門関などに登場する中国の禅僧のような激しいエピソードの多い方です。
峻烈さを1番物語る、最期は自ら火の中で入定するという道を選んだ恵春尼の
火定の地が、この恵春尼堂です。

女性は救われないという仏教の教え(異論ありますが)に対し、この恵春尼堂で
女性が願をかけると叶うと言う女人救済のご利益があるそうです。

恵春尼像のまわりに赤と白のはちまきみたいなのがたくさんかけられています。
1本300円で売っていて(手動自動販売機?で色が選べます)、備え付けの
油性ペンで願い事と名前などを書いておさめます。
ぽち、赤い布に書いて、なんとか像の前にかけることができました。
(周りに結びつけるところもあります)。

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納経は総合受付の寺務所(瑠璃門の横)にて。
写経をおさめ、納経印をいただきました。

大雄山最乗寺公式HP: http://www.daiyuuzan.or.jp/

納経料:300円
参拝日:7月31日

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2009年08月06日

第2番・道了尊(最乗寺・南足柄)その1

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第2番・道了尊
大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)・曹洞宗

1394年に曹洞宗大本山総持寺に輪住していた了庵慧明禅師が開山。

大雄山最乗寺は開山以来、伐採が禁止されてきた樹木・巨木に囲まれた
深山の中に建つお寺です。

マイカーでは奥の駐車場まで誘導され、歩いて戻らないと仁王門などの
写真が撮れません。
ぽちはへこたれたので、三門、仁王門、地蔵堂などを見に行ってません。
(車からは見ました)。

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石段先の碧落門の向こうに本堂が見えます。
本堂は中まで入ってお参りが出来ます。

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了庵慧明禅師は生国(現在の伊勢原)で庵をかまえていました。
ある時、大鷲が禅師の袈裟をつかんで足柄山中に飛び去り、それを追うと
明神岳のふもとの大松の高い枝にかかっていてとれません。
そこで樹下の大岩の上で坐禅を組み、ひたすら坐っていると風で袈裟が
禅師の肩に舞い落ちてきて、それを「この地に修業道場を開けと言うお告げ」
であると感じて、開創を発願したということです。
その時坐ったと伝えられる「坐禅石」です。

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本堂におわしますご本尊・釈迦牟尼仏。

僧堂(選仏場)は坐禅をするところです。
中は撮影禁止、立入り禁止。 
中をのぞいてみると曹洞宗らしい丸い単(敷物)が並んでいました。

坐禅を始めた頃、こちらの坐禅会にも来てみたいと思ってました。
遠いのと曹洞宗なのとでご縁ありませんが、一般もこちらで坐禅するのでしょうか?
(坐ってみたい)。

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本堂のお隣に建つ大書院。風格があります。

金剛水堂。
開山の時、道了尊者が自ら井戸を掘り、土中から鉄印(御金印・おかのいん)を
得ます。
その跡から霊泉(金剛水)が湧出、以来600年、この霊泉を飲むものの
諸病を癒しているそうです。

金属性の何かが身体を治すのでしょうか。ひしゃくがあるので飲めます。
飲んだけど味では違いがよくわからないです。

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鐘楼。

多宝塔。多宝如来を奉安。
方形層上円形木造二重の塔で、高台にあることもあって遠目にも気になる
建物です。

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洗心の滝は正面が男滝、右側面に女滝があり、垢離の行場です。
関東三十六不動霊場のご本尊をお祀りする不動堂を滝の上に見上げます。
不動堂へは滝の横からあがれます。

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関東三十六不動霊場のご本尊・清瀧不動明王、向かって右が天祐不動明王、
左が愛染明王。。
お堂は暗くてこのようにはっきりとは見えません。
水晶と紫水晶がきれいですね〜。

清瀧不動尊は明治40年に木曽の御嶽山から、道了尊信仰の縁でこちらに
勧請されたそうです。

こちらで般若心経と不動明王ご真言(7回)を唱えさせていただきました。

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不動堂を通り抜けて道了尊ご真殿へ行けますが、下の結界橋を通って
石段を上るほうが正しいルートかと…。
結界門の両脇には天狗さんが立っています。

その2に続きます。

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2009年08月01日

第1番・大山不動尊(伊勢原)

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第1番・大山不動尊
雨降山大山寺(あふりさんおおやまでら)・真言宗大覚寺派

関東三十六不動尊、第1番から第7番までは神奈川県・発心の道場です。
大山は頂上に阿夫利神社本社があり多方面へのハイキングコースも充実。
相模大山の神体山としての起源は古く、紀元前1世紀頃と伝えられています。
大山寺よりも高い所に位置する阿夫利神社下社。
そこが、本来の大山寺があったところです。
神仏分離で明治以降、現在の位置になりました。

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8世紀、奈良の東大寺を開いた良弁僧正が大山寺を開山(霊験譚あります)。
大山寺第三世は弘法大師で、女坂と呼ばれる参道にある七不思議のいくつかに
弘法大師の霊験譚があります。

その後、華厳・真言・天台の八宗兼学の道場となり、別当八大坊をはじめ、
僧坊十八ヶ院ほか、御師三百坊の霊山として栄えます。

鎌倉期には頼朝が必勝祈願成就の後に太刀を納め、「納め太刀」の風習が
始まりますが、13世紀には大山は寂れて荒廃します。

これを鎌倉の願行上人が憂いて、江ノ島の龍穴にて大山寺再興の祈願をし、
鉄造不動明王像と二童子像を作りました(無事に復興をとげます)。
その尊像が現在のご本尊(秘仏)です。

詳しい歴史は公式サイトにてごらんください。
明治の廃仏毀釈の折の、ご本尊不動明王の威力(威厳?)など、なかなか
興味深いですよ。
大山寺HP:http://www.oyamadera.jp/index.html

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中腹の狭い土地に建つ本堂。
本堂を入ると正面に前立ての不動明王像が見えます。

右手に納経所があり、関東三十六不動霊場納経帖を買い求めました。
綴じ込み式の専用納経帖で、赤・茶・緑から選べます。ぽちは緑色が好き。
三十六不動霊場では、納経印と裏ページに貼り付けるご本尊ご尊影図と
童子図をいただき、納経帖に綴じ込むようです。

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大山寺では基本、8のつく日がご開帳日だそうです。
7月27日〜8月17日は夏山祭りでご開帳とのこと、期せずして秘仏を
参拝することができましたわーい(嬉しい顔) ラッキーるんるん

内観は200円、とても親切に内観順路を教えていただきました。
本堂左側に鎮護国家五大力明王像、通路をはさんでお隣に開山良弁僧正像、
奥にまわりこむとガラス張りの秘仏の間があります。

こちらで般若心経とご真言を唱えさせていただきました。
あまり長く居座らないようにと貼り紙がありましたが、他に誰もいなかったのでたらーっ(汗)
鉄(くろがね)不動明王像、厚みのある体型や石(?)の嵌った目など、
今にも動き出しそうな活力と迫力ある像でした。 
でもとてもあたたかみを感じるお不動さまです。

時計回りに右側へ進むと十一面観音像。良弁僧正と対称に弘法大師像があり、
その前に納経箱があるので写経を納めました。
お前立ての前を通って内観終り。

納経所(販売所)の正面には、おびんずるさんの像があって、
撫でることができます。

同じ高さの境内には、厄落としのかわらけ投げをする所や倶利伽羅滝、
宝篋印塔、大師堂があります。
かわらけ投げは日干しの土器小皿(1回2枚で200円)を崖下に向かって
投げて厄を落すのだそうです。
崖の途中に輪っか(福輪)がかけられていて、その中を通すと願いが叶うとか。

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(クリックで拡大)

本堂前の石段は両脇に三十六童子像が並びます。
ぽちは神社下社から女坂を歩いて下りてきて、大山寺の裏側から境内へ入りました。
ケーブルの「不動前」駅からならほとんど歩かずに本堂へ来れますが、
前不動堂などに行くにはこの石段を下りる事になります。

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(クリックで拡大)

本来は前不動堂から本堂へ向かうのが順序かと思います。
前不動堂は中をのぞけますが、ご仏壇には布がかかっていました。

お隣は倶利伽羅堂(くりからどう)。
水の恵をもたらす雨降山の八大竜王(倶利伽羅龍王)へ奉じた実朝の
和歌が説明書きにありました。

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ぽちはマイカーで来られる、コマ参道手前の市営第2駐車場で車を
とめました(1日1回600円)。
コマ参道(お店が並ぶ)を歩いて、ケーブルで神社駅まで行ってから
女坂を大山寺経由でコマ参道まで歩きました(ケーブル片道450円、
不動前までなら片道250円)。

正直、楽なはずの女坂でもきつかったです〜どんっ(衝撃)

納経帖:1300円
納経料:300円
参拝日:7月31日

東京、埼玉、千葉にまたがる関東三十六不動霊場。
結願はいつのことになるやら…。
それでも予報で悪かったお天気がお日さまピカピカ出てきたり晴れ
ちょっとしたことでいろいろとラッキーを感じたりした大山で
滑り出し順調な感じがしまするんるん

関連記事
大山阿夫利神社 http://tottokocubtaro.seesaa.net/article/124910676.html
大山女坂の七不思議 http://tottokocubtaro.seesaa.net/article/124991997.html
大山の参道 http://tottokocubtaro.seesaa.net/article/124770493.html
大山の茶湯寺 http://tottokocubtaro.seesaa.net/article/124847874.html

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