2018年08月13日

朝早い朝日村の思い出

朝日村。確かそんな名前だった。
お盆休み、オートバイで友達とツーリング中に立ち寄った。それも早朝。

前夜宿泊した小さなバンガローは虫の住処で、川からの水気は頗る冷たく、レインウェアを着込んでシュラフに入っていても寒くて寝られなかった。

仕方なく朝3時過ぎにキャンプ場を出発した。通行予定の国道は土砂崩れで通行止め、大きく迂回して朝日が出た頃に着いたのが朝日村だった。

峻険な山が人家のある道の両側に聳り立つ。名前通り朝日でしか太陽を拝めないのではないか。

酒屋だか雑貨屋だか何屋なのかわからない、田舎にありがちな何でも屋さんを見つけてバイクを降りた。朝ごはんを調達したい。

普通にお店が開いていて地元のお客さんもいる。近所周りでは子供達が走り回って遊んでいた。何気ない風景。

いや、何気なく無い。今何時?まだ5時だ。朝5時に開いているお店、買い物に来る客、元気に遊んでる子供たち。

バイクシートに腰掛けて切通しのような道の、聳り立つ山の合間にある太陽を見上げながら、店で買った菓子パンを頬張った。


朝日村。
村の日常は旅の非日常。今となっては現実にあったことなのかさえ疑わしくなる30年前の思い出。


posted by ぽち at 23:31| Comment(0) | 思い出の旅・道・場所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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