2015年05月08日

旧東海道歩き箱根越え7(橿木坂〜追込坂)

1kashinokizaka.jpg

県道732号線の七曲りを上ってくると、左側に階段があらわれます。往時は急峻な坂で雨降りや雨上がりなどは体を沈み込ませながらその急な坂を往来したという橿木坂(かしのきざか)。現在の道路が七曲りになっていることを考えても傾斜のきつさはわかります。崩落で元の坂はなくなり、階段となりました。

2kashinokizaka.jpg

橿木坂について『東海道名所日記』には、『けわしきこと道中一番の難所なり。おとこかくぞよみける。橿の木の、さかをこゆればくるしくて、どんぐりほどの涙こぼる』と書かれているそうです。

3kaidan.jpg(分岐)3bmiharasi.jpg(上)

一旦県道に出る階段を続けて上ってくると箱根方面と見晴台へ行くルートにわかれます。元箱根へは左ですが、正面を上って行くと見晴台へ出ます。茶屋のある見晴台は県道で行けますので立ち寄らず。

4kyukaido.jpg

左のルートを進みます。先に少し広くなったところがあり、木のベンチも2つ並んでいて休憩できるようになってます。

5yamanebashi.jpg

その先に山根橋という小さな木橋。

6amazakebashi.jpg

甘酒橋。

7ishidatami.jpg

きつい橿木坂の階段分岐からは傾斜も緩やかで石畳の凹凸もあまり感じない道が続きます。

8sarusuberizaka.jpg

前方に階段が見える傾斜のきつくなった所に、猿滑坂(さるすべりざか)の石標と説明板。『新編相模国風土記稿』に『殊に危険、猿猴といえども、たやすく登り得ず、よりて名とす』と難所らしい坂の名の由来がかかれているそうです。

9kendo.jpg

猿滑坂の説明板の先にある県道へ出る階段。本来の坂はこの階段の辺りから県道をまたいだ先の階段歩道の辺りだそうです。箱根越えで1・2を争う難儀な坂はどちらも崩落し、旧道の姿を残すことも難しかったようです。

10yuhodo.jpg

階段を上り県道を横断すると、県道を見下ろす階段歩道が続きます。現代の石畳歩道です。まだ桜が咲いていました。(この写真はカーブに沿った歩道の階段途中から撮ったものです。歩道橋にはなっていません)。

11oikomizaka.jpg

石畳歩道の階段を下り、そのまま少し歩道を歩くと右側に追込坂(おいこみざか)。万葉仮名で「ふっこみざか」と残るため、そう呼ばれていたかもしれないとのこと。横の階段から山側の道を甘酒茶屋(左方向)へ進むゆるやかな上り坂のこと…でしょうか。甘酒茶屋のあたりにある現在の旧街道は本物の旧街道ではないらしいので、追込坂ももしかしたらもう少し違う場所だったかもしれません。

13oinotaira.jpg

横に大きな石碑と説明板がありました。浄土真宗の祖・親鸞聖人が弟子と別れた場所だそうです。

12oinotaira.jpg

石碑はここに建ってますが、笈の平(おいのたいら)は甘酒茶屋の辺りだそうです。

撮影日:2015年4月19日(日)


ポチいただけるとうれしいです
posted by ぽち at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧道を歩く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。