2010年07月25日

韮山の代官屋敷・江川邸(伊豆の国市)

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江戸時代、世襲で韮山の代官を務めてきた江川家の屋敷です。
韮山役所跡でもあります(庭に役所跡の地を見ることが出来ます)。
国の重要文化財です。

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どーんとかまえる門。
江川家は源氏の祖と呼ばれる源満仲の次男・宇野頼親を家祖として、6代目が
保元の乱(1156年)で敗れて伊豆へ落ち延び、住み着いたと伝えられています。
源頼朝の旗上げに加勢して以来、伊豆の豪族として栄えた旧家です。

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門をくぐって、玄関です。門と玄関に見覚えある方もいらっしゃるかも。
こちらはNHK大河「篤姫」の実家・島津今和泉家としてロケに
使われました。門の手前には篤姫のポスターや、篤姫の父を演じた
長塚京三さんの写真などが貼ってありました。

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余談ですが、このすぐ近くに平安末期の判官・山木(平)兼隆邸跡が
あります。NHK大河「草燃える」で兼隆を演じたのも長塚京三さんでした。
写真を見たとき、つい草燃えるの写真かと…(紋付羽織でおかしいな〜ってたらーっ(汗)

係りの人に山木邸跡が無料駐車場手前の道路の標示から近いのかどうか
聞いたところ、「近いけれども住宅地で何もない」と教えていただきました。

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韮山役所跡が見える庭を通過して(ぐるっとまわって)、土間から入場。
広い土間にはカゴや人力車なども展示されていました。

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土間の天井です。木と竹で通気性よく出来ているようです。
結構、壮観な天井でした。

13世紀に日蓮聖人をこの家に迎えて供養を尽くし、日蓮聖人から「この
旧家がなお繁栄するように」と自筆の棟札が贈られたそうです。
天井の1番高い所に木箱に入れておかれてあり、700年以上、火事を
出したことがないというご利益があるとか。

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土間から中へあがり見学します。
ガイドさんからお話をうかがいながらまわることもできます。
これは江戸時代の高札です。

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名代官といわれる江川太郎左衛門英龍(坦庵)。
幕末に伊豆をおさめていた代官ですが、お台場や反射炉の築造の提案・
実行から造船・教育・医療と新しい技術などに取り組み、領民にも敬われ、
芸術にも優れた才能を持った人だったようです。

隣の韮山郷土資料館の企画展示で英龍の父・英毅の芸術作品と一緒に、
英龍が手にかけた作品も見ました。
いやもう、何から何まで才能あるのね〜って感じ。

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邸内を見たら土間に戻って出ます。
出口側にあった「パン焼き窯」です。
兵糧として、パンを最初に製造したのだそうです。

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西蔵。正面から見えるかたちから駒蔵(将棋の駒)とも呼ばれるそう。
蔵の屋根に茅葺が乗っています。湿気対策の建築法なのでしょうね。

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米蔵です。こちらは普通の屋根ですが、内部は湿気対策が施されたつくりに
なっています。他に武器庫の蔵もありました。

出口手前には郷土資料館があります。地図で見て気になっていた近隣の
横穴群など遺跡関連が主に展示されていました。
横穴群も、すぐ近くの韮山城跡も、そのうち訪れるつもりです。

入場料:郷土資料館と共通400円(無料駐車場あり)

撮影日:7月19日

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posted by ぽち at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | おでかけ史跡・神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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