幽霊屋敷話です。
5年ほど前に火事が起き更地になった、今は無き廃屋が鎌倉にありました。
そこは離れや中庭(中庭から離れへの地下道とか)、女中部屋にいくつもの和室、
西洋風の部屋や民家とは思えない天井の高い台所(かまどでした)のある
大きな日本家屋で、確かに「屋敷」というイメージぴったりの建物でした。
そうそう、呼び名も昔は「鎌倉屋敷」でした。
若宮大路沿いで一の鳥居の近くという好立地(?)に大きな敷地のまま
放置されていた廃屋は、いつの間にか「サザエさんの家」と呼ばれ
都市伝説化します。
Wikiでもその名ですぐに出てきますが、書かれていることは都市伝説化してから
知った人の情報のようです。
そう感じるのは、ぽちは約25年前に訪れたことがあり、その時の廃屋っぷりや
当時のウワサ(都市伝説的なものと信憑性のあるもの両方)を知っているから。
当時すでに廃屋で、訪れる前年にはローカル紙で幽霊屋敷として
とりあげられていたりと、冒険心をそそる場所でした。
まだ存在していた頃に訪れた人のサイトなどを見ても、25年前よりも
廃屋化が進み、間取りがよくわからないような様子も伺えました。
サザエさんの家と呼ばれるようになったのは「磯野」という表札が
あったからと言われていますが、そんな表札はなかったですね。
(表札を探した覚えがあるので間違いないです)。
一家大虐殺の家というウワサは、当時も幽霊屋敷たらしめるエピソードでした。
ただ、内容がちゃんとあって、結婚を反対されて精神を病んだ三男が
家族全員(使用人もという尾ひれも)を殺害して自殺した、
無理心中というものでした。
事件として公にでていないことから、○○家(○族)の血筋だったので
伏せられたとか、実は未遂だったとかいうまことしやかなウワサも。
ですが、当時はまだ以前の住人を知っている近隣の人が友人の
知り合いだったりして、もちろん事件などなく仕事の都合で海外へ
転居されたという話を聞いています。
そういう話を聞いていたからか霊感が無いからか、屋敷の大きさや
和風建築、中庭などに感動
特に怖く感じた場所はありません。
霊感があるというコは台所と北側の部屋が怖いと言ってましたけどね。
当時はお位牌、セピア色の写真ともう一つ(忘れちゃった)が
屋敷内にあってそれもウワサの的(虐殺の家人のものと言われてた)。
本当にあったのだけどお位牌なんて誰が持ってきたんだろう
ラクガキまでされてましたよ、そのお位牌。
昼間とはいえ少人数では怖いので、結構な人数で放課後に訪れた「幽霊屋敷」。
住居不法侵入で犯罪じゃん
良い思い出ってところです。
もう存在しないけど、都市伝説で興味を持った人に知ってもらえたらと
思って書きました。


