和泉川を鮭が溯上したというニュースから日がたち、もういないかも
しれないと思いつつも、目撃された橋まで行ってみました。
普段、ひと気のないところに人がたくさん。(土日は数百人にのぼったとか)。
数台の望遠レンズの向く方向に目をやると…。
いた〜
鮭?ほんとに鮭?
確かにこの辺りでは見かけない魚です。
色も形もヒレも違う。
でもこれ、鮭って聞いてなかったら、たとえこの魚に気づいても
「サツキマス?」とか思っちゃいそうです。
野生の鮭を見る機会がおとずれるなんて考えてもいなかったですよ。
それも地元の川でなんて。
このニュースを知らず、メールで聞いた時にはどこかよそのイズミ川と
間違えてるんじゃない?なんて言ってしまいました。
だって、海から溯上するにはまず、藤沢市の境川をのぼることになるんですよ。
それまでみつからずに和泉川で?!と思ったら本当に境川をこえて和泉川まで
来てから見つかったのでした。
和泉川は泉区の中を通る川で、泉区南端から戸塚区になった辺りで
横浜市と藤沢市の境を流れている境川に合流する、境川の支流です。
鮭はこの合流地点から約1kmさかのぼった和泉川の橋のたもとで目撃されました。
温暖化で潮流が変わってきた影響か、近年は川を間違える鮭が増えているそうです。
7年前にも目撃されたと言う話が載ってましたが、和泉川で稚魚を放流したことは
ないそうで、迷い鮭がたまに現れるところなのかもしれませんね。
合流地点からそのまま境川でさかのぼったあたり(同距離程度)の長後の
小学校で昨年、稚魚が放流されたそうです。
通常川に戻るには4年かかるので、その鮭かどうかは不明とのことですが
その鮭だったら「惜しい!あと1歩だったのに〜」って具合に迷い度は低い
最初に目撃された鮭は雌2匹雄2匹の4匹だったそうです。
ぽちがみたのは橋をはさんで1匹ずつ。雄はご臨終っぽいと他の方の弁。
写真は浅い側にいた雌です。
もう1組は産卵のためにもっと溯って行ったのでしょうね。
無事に産卵できたらいいなー。
余談:鮭の溯上で思い出した…
ぽちの大好きな大泉洋さんが出てた、ミスター(鈴井貴之さん)の映画で
札幌の普通の小学校横を流れる川が、毎年産卵に溯る大量の鮭でピンクに
染まるというのを見ました。
これがまた郊外のフツーの川で、ある種カルチャーショック。
鮭なんてヒグマが出てくる悠久の大自然を流れる川の話だと思って育った
人間と、毎年の風物詩として登下校中に見て育つ人とでは世界観がまるで
違うんじゃないかと思ったっけ。
(北海道出身の知り合いみんなの故郷への回帰心が強い意味を理解したような気が)。


